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第27回-問題116

総合問題3
[事例(問題115から問題117まで共通)]
Kさん(46歳、男性)は、1年前、事故が原因で全盲となった。失明当初は、自宅にひきこもってしまい、妻と離婚し、仕事も辞めてしまった。
その後、なんとか元の自分の生活を取り戻したいと思って、総合リハビリテーションセンターを利用し始めたが、初めは、受傷による心理的な影響が大きく、積極的に訓練に参加することができなかった。

Kさんとのコミュニケーションを図るためのセンターの介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1:話したり、手で触れたりしてコミュニケーションを図る。

2:読話を用いてコミュニケーションを図る。

3:点字を用いてコミュニケーションを図る。

4:Kさんの話をうなずきながら聞く。

5:「あれ」、「これ」という指示代名詞を用いてコミュニケーションを図る。

答:1

1:正しい。視覚障害者には聴覚や触覚からの情報がとても大切である。話したり、手で触れたりしてコミュニケーションを図ることは適切な対応である。

2:誤り。Kさんは全盲だが話すことはできると考えられ、読話を用いることは不適切である。

3:誤り。中高年からの点字習得は非常に困難である。Kさんが点字を用いることができるとは考えにくい。

4:誤り。全盲のKさんの話に対してうなずいても、コミュニケーションにはならない。

5:誤り。全盲のKさんに「あれ」、「これ」という指示代名詞を用いることは不適切である。

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