高齢者の肺炎(pneumonia)に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1:日本の高齢者(65歳以上)の死因順位(2011年(平成23年))で第1位である。
2:インフルエンザ(influenza)に合併することはまれである。
3:初発症状は高熱である。
4:呼吸数は減少する。
5:誤嚥性肺炎(aspiration pneumonia)の予防には口腔ケアが有効である。
答:5
1:誤り。日本の高齢者(65歳以上)の死因順位(2011年(平成23年))は、第1位が悪性新生物、第2位が心疾患、第3位が肺炎となっている。
2:誤り。高齢者は、インフルエンザに伴って肺炎を合併しやすい。
3:誤り。高齢者の肺炎では、発熱、咳、痰などの症状がないか、あっても軽微なものに止まることがある。
4:誤り。肺炎では呼吸数が増加する。
5:正しい。誤嚥性肺炎の予防には口腔ケアが有効である。