認知症(dementia)において、意欲低下と同時に認められる症状として、適切なものを1つ選びなさい。
1:希死念慮
2:罪業感
3:幻覚
4:収集癖
5:無関心
答:5
1:誤り。希死念慮とは、うつ病の症状であり、具体的な理由はないが漠然と死を願う状態をいう。
2:誤り。罪業感とは、うつ病の症状であり、自分の行為や内面的な心の動きに罪悪感を持ち、自分自身を責めてしまう感情をいう。
3:誤り。幻覚は、認知症の行動・心理症状(BPSD)の一つであるが、意欲低下と同時に認められる症状ではない。
4:誤り。収集癖は、認知症の行動・心理症状(BPSD)の一つであるが、意欲低下と同時に認められる症状ではない。
5:正しい。無関心は、認知症の行動・心理症状(BPSD)の一つであり、意欲低下と同時に認められる症状である。