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第25回-問題111

総合問題1
[事例(問題109から問題111まで共通)]
Hさん(80歳、男性)は、娘には老後の心配をかけたくないと考えて、2年前に夫婦で軽費老人ホームに入所した。物静かな性格で賑やかな場所は苦手である。身の回りのことは自分でできる。10年前に糖尿病(diabetes mellitus)にかかり、毎日、朝食前に自分でインスリン注射をしている。半年前、妻が突然亡くなった。妻がいるころは、妻と一緒に散歩をしたり、妻が食事にも気を配ってくれていたので血糖値は安定していた。妻の死後は自己注射を介護職が見守っている。

受診後Hさんは、「できるだけ自分で健康管理をして、ここで生活していきたいので協力してほしい」と介護職に話した。
介護職が行った支援として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1:運動をしていたので励ました。

2:部屋の掃除を頼まれたが断った。

3:仲の良い利用者と間食をしていたので、その場で注意した。

4:インスリン注射の見守りを中止した。

5:妻のことは何も話さないようにした。

答:1

1:正しい。Hさんの健康管理への支援として、運動をしているときに励ますことは適切である。

2:誤り。Hさんの健康管理への支援として、部屋の掃除を頼まれた場合には一緒に行うようにすることが適切である。

3:誤り。Hさんの健康管理への支援として食事の管理は必要であるが、仲の良い利用者と間食をしているときに注意することは適切でない。

4:誤り。Hさんの健康管理への支援として、インスリン注射の見守りは必要である。

5:誤り。Hさんの健康管理への支援として、妻のことを何も話さないようにする必要はない。

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