片麻痺のある人が自走用標準型車いすを自分で操作しやすくする方法として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1:背もたれの高さを肩の高さと同じにする。
2:健側のブレーキレバーを延長する。
3:肘当ての高さを介護用グリップの高さと同じにする。
4:肘当てをデスクタイプにする。
5:健側足底部が床に着くように、座面の高さを設定する。
答:5
1:誤り。背もたれの高さは、座面から肩甲骨までの高さが標準である。背もたれを高くしても操作しやすくはならない。
2:誤り。片麻痺がある場合、患側のブレーキレバーを延長する。健側のブレーキレバーを延長する必要はない。
3:誤り。肘当ての高さは、座面から肘までの高さが標準である。肘当てを高くすると操作しにくくなる。
4:誤り。デスクタイプの肘当ては机に当たらないように短く設計されているが、操作しやすくはならない。
5:正しい。片麻痺がある場合、健側足底部が床に着くように、座面の高さを設定する。