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第25回-問題13

地域における障害者の自立支援のシステムに関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1:地域活動支援センターは、障害者の医学的・心理的判定を行う。

2:基幹相談支援センターは、都道府県が設置する。

3:知的障害者相談員は、厚生労働大臣が委嘱する。

4:障害程度区分の審査・判定は、市町村審査会が行う。

5:利用者負担の額は、市町村障害福祉計画によって決められる。

答:4

1:誤り。障害者の医学的・心理的判定を行うのは、身体障害者更生相談所や知的障害者更生相談所である。地域活動支援センターは、創作的活動又は生産活動の機会の提供及び社会との交流の促進を図り、日常生活に必要な便宜の供与を行うものである。

2:誤り。基幹相談支援センターとは、地域における相談支援の中核的な役割を担う機関として、身体障害者、知的障害者、精神障害者の相談を総合的に行うことを目的とする施設である。市町村及び市町村の委託を受けた者は、基幹相談支援センターを設置することができる。

3:誤り。知的障害者相談員は、福祉事務所の所長の推薦に基づいて、都道府県知事、政令指定都市市長が業務委託する。

4:正しい。障害程度区分の審査・判定は、市町村審査会が行う。

5:誤り。障害福祉サービスの利用者負担額は、支給決定障害者等の家計の負担能力を考慮して政令で定める。


※法改正
平成26年4月1日から「障害程度区分」の名称は「障害支援区分」に改められ、その定義は「障害者等の障害の多様な特性その他の心身の状態に応じて必要とされる標準的な支援の度合を総合的に示すものとして厚生労働省令で定める区分」とされた。

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