Fさんは右片麻痺があり、家族の介助により食事をしている。介護職は自助具を用いて自分で食事をすることをFさんに提案した。しかし、どうしても家族の介助を受けたいという。
現在のFさんへの食事の支援で最初に行うこととして、最も適切なものを一つ選びなさい。
1:自分で食事することの効果について説明する。
2:食事用の自助具を紹介する。
3:自分で食べる訓練の必要性を家族に話す。
4:なぜ家族から介助してほしいのか理由を聞く。
5:食事の支援計画を説明する。
答:4
1:誤り。自分で食事することの効果について説明することも必要であるが、まずは家族の介助を受けたい理由を聞いて気持ちを理解することが重要である。
2:誤り。どうしても家族の介助を受けたいと言っている利用者に、自助具を紹介することは適切とはいえない。
3:誤り。自分で食べる訓練の必要性を家族に理解してもらうことも必要であるが、まずは利用者に家族の介助を受けたい理由を聞いて気持ちを理解することが重要である。
4:正しい。なぜ家族から介助してほしいのか理由を聞いて気持ちを理解し、その上で対応していくことが必要である。
5:誤り。食事の支援計画を説明することも必要であるが、まずは家族の介助を受けたい理由を聞いて気持ちを理解することが重要である。