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第23回-問題93

[事例(問題92から問題94まで共通)]
P市に住むFさん(85歳、男性、要介護1)は、下肢の筋力が低下し歩行に支障があり、室内の家具を使って伝い歩きをしている。調理と掃除の訪問介護サービスを週2回利用している。Fさんは知的障害のある娘(48歳)と二人暮らしであり、娘は日中、作業所に通っている。今回の訪問時にソファーで横になって動こうとしないFさんに声をかけたところ「最近、浴室で転んだ」と話した。きれい好きなFさんであったが、髪は汚れひげも伸びていた。Fさんは前回の訪問時と同じシャツを着ており、洗濯かごには娘の衣類が入っていた。また、ソファーの下に湿布や鎮痛剤の薬の袋が落ちていた。

Fさんの状況を把握した訪問介護員の行動として、適切なものを一つ選びなさい。

1:介護支援専門員の訪問を待つように伝えた。

2:訪問介護サービスの「調理」を「入浴」に変更した。

3:事業所のサービス提供責任者に報告した。

4:介護内容の変更をP市役所に依頼した。

5:娘に家事を手伝うように指導した。

答:3

1:誤り。介護支援専門員の訪問が必要かどうかは、サービス提供責任者の判断に任せる。

2:誤り。訪問介護サービスを変更するのは、介護支援専門員の職務である。

3:正しい。すぐに事業所のサービス提供責任者に報告して指示を仰ぐべきである。

4:誤り。介護内容の変更については、介護支援専門員の職務である。

5:誤り。訪問介護員が家族に指導するのは適切ではない。

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