視覚障害者の心理と対応に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。
1:中途失明者は、残存感覚に対する自信を失う。
2:援助者が安全を確認した上で誘導する場合には、多少強引に手を引いてもよい。
3:高齢期に失明しても、大半の人は訓練で単独行動ができるようになる。
4:視覚障害者は音声言語が使えるので、相手との会話には不自由しない。
5:視覚障害者が援助者との会話中に録音を希望するのは、信頼関係ができていないためである。
答:1
1:正しい。中途失明者は、残存感覚に対する自信を失う。
2:誤り。援助者が安全を確認した上で誘導する場合でも、強引に手を引いたりしてはならない。
3:誤り。高齢期に失明した場合、単独行動ができるようになることは難しい。
4:誤り。視覚障害者は音声言語が使えるが、相手の表情などを読み取ることができないため会話に不自由を感じる。
5:誤り。視覚障害者が援助者との会話中に録音を希望するのは、メモを取ることができないからかもしれず、信頼関係ができていないためとはいえない。