下肢筋力が低下して介護を必要とする人に適した浴室改修に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1:浴室の入口は引き戸にする。
2:縦に長く浅めの洋式の浴槽にする。
3:浴槽の縁(エプロン部分)は厚みを20cmにする。
4:床から浴槽の縁までの高さは20cmにする。
5:浴室と脱衣室の段差は10cmにする。
答:1
1:正しい。浴室の入口は、開閉しやすい引き戸が適している。
2:誤り。洋式浴槽は滑りやすく立ち上がりにくいため、和洋折衷式の浴槽が適している。
3:誤り。浴槽の縁(エプロン部分)の厚さは、厚すぎるとまたぎにくくなるため、10cm以下とするのが望ましい。
4:誤り。床から浴槽の縁までの高さは、高すぎても低すぎてもまたぎにくくなるため、40cm程度とするのが望ましい。
5:誤り。浴室と脱衣室の段差が高いとつまずきやすくなるため、5cm以下とするのが望ましい。