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第28回-問題14

知的障害のあるDさん(40歳、男性)は、就労移行支援事業所を利用して、現在、U株式会社に勤務している。ある時、就労移行支援事業所に勤務するE介護福祉職は、Dさんから、職場で上司から虐待を受けているという相談を受けた。
E介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1:我慢して職場を辞めないように助言した。

2:警察に通報した。

3:地域包括支援センターに報告した。

4:Dさんの勤務先がある市町村に通報した。

5:U株式会社に出向いて、虐待をやめるように申し入れた。

答:3

1:誤り。我慢して職場を辞めないように助言することは、虐待の防止や早期発見につながらず不適切である。

2:誤り。使用者による障害者虐待を受けたと思われる障害者を発見した者は、速やかに、これを市町村又は都道府県に通報しなければならない。警察に直接通報することが適切とはいえない。

3:誤り。地域包括支援センターは高齢者虐待に対応することができるが、障害者虐待には対応することはできない。

4:正しい。使用者による障害者虐待を受けたと思われる障害者を発見した者は、速やかに、これを市町村又は都道府県に通報しなければならない。Dさんの勤務先がある市町村に通報することが最も適切な対応である。

5:誤り。使用者による障害者虐待を受けたと思われる障害者を発見した者は、速やかに、これを市町村又は都道府県に通報しなければならない。事実確認もせずに直接虐待をやめるように申し入れることは不適切である。

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