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第27回-問題21

Dさん(42歳、男性)は、営業の仕事をしていた。休日に趣味のサイクリングの最中、交通事故に遭った。脊髄を損傷し、対麻痺の状態になり、車いすで移動する生活になった。
Dさんに関する次の記述のうち、ICF(International Classification of Functioning,Disability and Health:国際生活機能分類)における「心身機能・身体構造」と「活動」の関係を示すものとして、適切なものを1つ選びなさい。

1:移動に車いすを使う生活になり、退職することになった。

2:上肢は自由に動かせる状態であり、車いすで移動できるようになった。

3:玄関の周りをバリアフリーにすることで、一人で外出できるようになった。

4:サイクリングの楽しさを忘れられず、車いすマラソンに取り組む準備を始めた。

5:脊髄損傷のために、排尿のコントロールが困難になった。

答:2

1:誤り。移動に車いすを使う生活は「活動」に該当し、退職することは「参加」に該当する。

2:正しい。上肢が自由に動かせる状態は「心身機能・身体構造」に該当し、車いすでの移動は「活動」に該当する。

3:誤り。玄関の周りをバリアフリーにすることは「環境因子」に該当し、一人での外出は「参加」に該当する。

4:誤り。サイクリングの楽しさは「個人因子」に該当し、車いすマラソンに取り組む準備は「参加」に該当する。

5:誤り。脊髄損傷は「健康状態」に該当し、排尿のコントロールが困難な状態は「心身機能・身体構造」に該当する。

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