家族が利用者本人の意向や状況を理解していないとき、両者の意向を調整するための、家族に対する介護職の言葉かけとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
1:「ご家族の価値観で判断してはいけません」
2:「ご本人の考えを優先して、ご家族も考え方を変えましょう」
3:「ご本人が何に関心があるのか、気持ちを聞いてみませんか」
4:「ご本人について理解が足りないから、もっと理解しましょう」
5:「私たちは、ご本人の権利を守る必要があるので、ご本人の意向を優先します」
答:3
1:誤り。「ご家族の価値観で判断してはいけません」は、家族を批判しているように聞こえるため不適切である。
2:誤り。「ご本人の考えを優先して、ご家族も考え方を変えましょう」は、両者の意向を調整する言葉ではない。
3:正しい。「ご本人が何に関心があるのか、気持ちを聞いてみませんか」は、本人の意向を聴いてみることを提案するものであり、両者の意向を調整するために最も適切な言葉といえる。
4:誤り。「ご本人について理解が足りないから、もっと理解しましょう」は、家族を非難しているように聞こえるため不適切である。
5:誤り。「私たちは、ご本人の権利を守る必要があるので、ご本人の意向を優先します」は、両者の意向を調整する言葉ではない。