右片麻痺の利用者の杖歩行の介助法として、適切なものを一つ選びなさい。
1:杖の握り部分を本人のウエストの高さに合わせた。
2:利用者の左後方に立ち介助した。
3:2動作歩行では、杖と左足を同時に出すよう声かけした。
4:3動作歩行では、杖、左足、右足の順で声かけした。
5:階段を昇るときは、杖、左足、右足の順で声かけした。
答:5
1:誤り。杖の握り部分は、本人の大転子の高さに合わせる。
2:誤り。転倒を防止するため、片麻痺の利用者の歩行介助を行うときは麻痺側の後方に立つ。
3:誤り。2動作歩行では、杖と麻痺側の足を同時に前に出して、次に健側の足を前に出す。
4:誤り。3動作歩行では、杖、麻痺側の足、健側の足の順で前に出す。
5:正しい。階段を昇るときは、杖、健側の足、麻痺側の足の順に上げる。