老化に伴う身体機能の変化とそれに合わせた食事の支援に関する次の組合わせのうち、適切なものを一つ選びなさい。
1:唾液分泌量の低下-----食事の前に口腔内を水分で湿らせる
2:視力の低下-----主食の上に副食を乗せる
3:味覚の低下-----塩味を強くする
4:嚥下反射の低下-----顎を上げる姿勢で飲み込む
5:腸の蠕道運動の低下-----食事の量を減らす
答:1
1:正しい。唾液分泌量が低下した場合は、食事の前に口腔内を水分で湿らせることが有効である。
2:誤り。視力が低下した場合でも、主食の上に副食を乗せることはない。
3:誤り。味覚が低下した場合は、塩分の取りすぎに注意しなければならない。
4:誤り。嚥下反射が低下した場合、顎を下げる姿勢で飲み込んだほうがよい。
5:誤り。腸の蠕道運動が低下すると便秘になりやすいため、食物繊維の摂取を増やすとよい。