国際生活機能分類(ICF)の考え方に基づいたレクリエーション活動援助に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。
1:現在行っているレクリエーション活動を重視すればよい。
2:「参加」は、地域行事への参加を促すことで達成できる。
3:レクリエーション活動を増やすためには、環境因子を整えればよい。
4:レクリエーション活動援助の目的は、身体能力の向上を目指すことである。
5:レクリエーション活動のニーズは、本人の生活歴や現在の生活状況から把握する。
答:5
1:誤り。現在行っているレクリエーション活動が適切かどうかを検討する必要がある。
2:誤り。国際生活機能分類(ICF)における「参加」とは、生活・人生場面への関わりのことをいい、地域行事への参加すれば達成できるというものではない。
3:誤り。レクリエーション活動を増やすためには、環境因子と個人因子の両方を整える必要がある。
4:誤り。レクリエーション活動援助の目的は、身体能力の向上だけではなく、生活機能の向上や楽しみの創出を目指すことなどがある。
5:正しい。レクリエーション活動のニーズは、本人の生活歴や現在の生活状況から把握する。