図において、入力電力が30ミリワット、増幅器Ⅰ、増幅器Ⅱの利得がそれぞれ8デシベル、14デシベルで、減衰器の減衰量が[ ]デシベルのとき、負荷抵抗Rで消費する電力は、300ミリワットである。ただし、入出力各部のインピーダンスは、整合しているものとする。
1:8
2:12
3:22
答:2
入力電力が30ミリワットで出力電力が300ミリワットであるので、電力が10倍に増幅されることになる。
電力比で10倍の伝送量は10dBである。
増幅器の利得は合計22dBであり、伝送量を10dBにするためには減衰器の減衰量を12dBにすればよいことがわかる。
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