Home > H19第1回問題と解答・解説 > 実務上の知識及び能力

スポンサーリンク

実務上の知識及び能力

H19-1-24

交通安全白書の平成17年中の交通事故の状況に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:交通事故による死者数は、6千人台まで減少するに至り、昭和45年に交通安全対策基本法が施行されて以来、最小の値となっている。

2:交通事故の発生件数は6年連続で90万件を超え、負傷者数は7年連続で100万人を超えており、依然として憂慮すべき交通情勢にある。

3:自転車乗用中及び歩行中の死者数は、65歳以上の高齢者が他の年齢層に比べ圧倒的に多くなっている。

4:第1当事者の法令違反別の交通死亡事故発生件数は、最高速度違反が最も多く、次いで漫然運転、脇見運転の順になっている。

解答と解説

H19-1-25

自動車の交通公害等に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。

1:ハイブリッド車とは、例えば、従来のガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせた自動車をいい、走行の状況に応じてガソリンエンジンと電気モーターを作動させることで、通常のガソリンエンジンよりも燃費効率が良く、地球温暖化の原因となる二酸化炭素などの排出を抑えることができる。

2:我が国の二酸化炭素の排出量については、全体の2割を運輸部門が占め、このうち9割が自動車に起因することから、地球温暖化対策の推進のため自動車から排出される二酸化炭素の更なる削減が求められている。

3:一酸化窒素(NO)、二酸化窒素(NO2)等の窒素酸化物(NOx)は、主に物質の燃焼に伴って発生し、その主な発生源は工場等の固定発生源と自動車等の移動発生源があり、NOxは光化学オキシダント、浮遊粒子状物質及び酸性雨の原因物質であるといわれている。

4:モーダルシフトとは、都市部などの交通渋滞の緩和のため、通勤などに使用されている自動車等を郊外の鉄道駅やバス停に設けた駐車場に停車させ、そこから鉄道や路線バスなどの公共交通機関に乗り換えて移動する方法のことで、交通渋滞の緩和だけでなく、二酸化炭素などの排出ガスの削減効果も期待できるものである。

解答と解説

H19-1-26

高速自動車国道の施設に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。

1:非常電話は、事故や故障発生時などの緊急通報用として約2キロメートル毎に設けられている。

2:サービスエリアは、食堂、売店、トイレ、ガソリンスタンド、修理工場などの設備があり、約50キロメートル毎に設けられている。

3:吹き流しは、強い横風の吹くおそれがある河川や谷間などの付近に設置され、横風に対する運転者への注意を喚起するためのものである。

4:ETCは、情報通信技術を用いて有料道路の料金所をノンストップ・キャッシュレス化し、渋滞解消や利便性の向上を図るために導入されている自動料金支払いシステムである。

解答と解説

H19-1-27

交通事故の防止等に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。

1:我が国においては、春・秋の行楽シーズンに全国交通安全運動が実施されており、平成18年の秋の運動では、自動車の後部座席のシートベルトの着用率が前部座席に比べて低い現状を踏まえ、後部座席のシートベルトの着用率の更なる向上を目指し、重点施策の一つに「後部座席を含むシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底」が掲げられた。

2:いわゆるヒヤリ・ハットとは、運転者が運転中に他の自動車等と衝突又は接触するおそれがあったと認識することをいい、ハインリッヒの法則によると、1件の重大災害(死亡・重傷)が発生する背景に29件のヒヤリ・ハットがあるとされており、このヒヤリ・ハットを調査し減少させていくことが交通事故防止対策に有効な手段となっている。

3:ドライブレコーダーは、自動車の運行中、運転者の視点から自車と周辺情報を記録するもので、交通事故や急ブレーキ、急ハンドルなどにより当該自動車が一定以上の衝撃を受けると、衝突前と衝突後の前後10数秒間の映像などを自動的に保存する装置であり、最近、自動車事故を未然に防止する有効な手段の一つとして活用が広がりつつある。

4:交通事故の防止対策を効率的かつ効果的に講じていくためには、事故情報を多角的に分析し、事故実態を把握した上で、①低減目標の設定②対策の実施③効果の評価④低減目標の再設定という一連の交通安全対策のサイクルを繰り返すことが必要である。

解答と解説

H19-1-28

包装貨物の荷扱い指示マーク(JIS Z 0150:2001)と指示内容について、次のうち正しいものはどれか。

1:包装貨物を上に積み重ねてはならない。また、包装貨物の上に荷重を加えてはならない。
h19-1-28-1.gif


2:包装貨物に衝撃を与えないよう、丁寧に取り扱うこと。
h19-1-28-2.gif


3:包装貨物をつり上げる際には、図示の位置にスリングをかけねばならない。
h19-1-28-3.gif


4:包装貨物を取り扱う際、クランプは図示の側で行ってはならない。
h19-1-28-4.gif

解答と解説

H19-1-29

長さ11.9メートルのトラックが、下図のように一般道路を時速50キロメートルで走行中、対向車線前方の300メートルの地点に時速60キロメートルで走行してくる長さ11.1メートルの貸切バスを認めた。
この場合、両車は引き続き同じ速度で走行するものとして、両車がすれ違いを完了するのは何秒後かについて、次のうち正しいものはどれか。
ただし、小数点が出る場合は、小数点第2位を四捨五入するものとする。

h19-1-29.gif

1:8.5秒

2:9.5秒

3:10.6秒

4:11.6秒

解答と解説

H19-1-30

トラックが、下図のようにA営業所とB営業所間の108キロメートルを往復したところ、往路は2時間、復路は2時間30分かかり、合わせて44リットルの燃料を消費した。
この場合、当該トラックの
①往復の平均速度
②復路の燃料消費率(ただし、往路の燃料消費率(燃料1リットル当たりの走行距離)を5.4km/リットルとする。)
について、次のうち正しいものはどれか。

h19-1-30.gif

1:①=48km/h ②=4.5km/リットル

2:①=52km/h ②=4.3km/リットル

3:①=52km/h ②=4.5km/リットル

4:①=48km/h ②=4.3km/リットル

解答と解説

スポンサーリンク

Home > H19第1回問題と解答・解説 > 実務上の知識及び能力

Page Top

© 2011-2023 過去問.com