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貨物自動車運送事業法関係

H17-1-1

貨物自動車運送事業法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1:一般貨物自動車運送事業を経営しようとする者は、国土交通大臣の認可を受けなければならない。

2:一般貨物自動車運送事業者は、事業用自動車に関する国土交通省令で定める事業計画の変更をするときは、あらかじめその旨を、国土交通省令で定める軽微な事項に関する事業計画の変更をしたときは、遅滞なくその旨を、国土交通大臣に届け出なければならない。

3:一般貨物自動車運送事業者は、運送約款を定め、国土交通大臣の認可を受けなければならない。これを変更しようとするときは、国土交通大臣に届け出なければならない。

4:一般貨物自動車運送事業者は、個人を対象とする場合を除き、運賃及び料金、運送約款その他国土交通省令で定める事項を主たる事務所その他の営業所において公衆に見やすいように掲示しなければならない。

解答と解説

H17-1-2

一般貨物自動車運送事業の運行管理者の業務に関する次の記述のうち、法令に定めのないものはどれか。

1:一般貨物自動車運送事業者により運転者として選任された者以外の者に事業用自動車を運転させないこと。

2:運転者が長距離運転又は夜間の運転に従事する場合であって、疲労等により安全な運転を継続することができないおそれがあるときは、あらかじめ、当該運転者と交替するための運転者を配置すること。

3:一般貨物自動車運送事業者に対し、事業用自動車の運行の安全の確保に関し必要な事項について助言を行うこと。

4:運行管理者の職務及び権限並びに事業用自動車の運行の安全の確保に関する業務の処理基準に関する規程(運行管理規程)を定めること。

解答と解説

H17-1-3

一般貨物自動車運送事業における過労運転の防止に関する次の記述のうち、法令に定めのないものはどれか。

1:事業者は、事業計画に従い業務を行うに必要な員数の事業用自動車の運転者を常時選任しておかなければならない。

2:事業者は、乗務員が有効に利用することができるように、休憩に必要な施設を整備し、及び乗務員に睡眠を与える必要がある場合にあっては睡眠に必要な施設を整備し、並びにこれらの施設を適切に管理し、及び保守しなければならない。

3:事業者は、休憩又は睡眠のための時間及び勤務が終了した後の休息のための時間が十分に確保されるように、国土交通大臣が告示で定める基準に従って、運転者の勤務時間及び乗務距離を定めなければならない。

4:事業者は、乗務員の健康状態の把握に努め、疾病、疲労、飲酒その他の理由により安全な運転をし、又はその補助をすることができないおそれがある乗務員を事業用自動車に乗務させてはならない。

解答と解説

H17-1-4

運行管理者が行う事業用自動車の運転者の点呼に関する次の記述のうち、法令に定めのないものはどれか。

1:乗務を開始しようとする運転者に対し、疾病、疲労、飲酒その他の理由により安全な運転をすることができないおそれの有無及び運行の開始前に行う日常点検の実施又はその確認について報告を求め、事業用自動車の運行の安全を確保するために必要な指示をしなければならない。

2:乗務を終了した運転者に対し、当該乗務に係る事業用自動車、道路及び健康の状態について報告を求めなければならない。

3:乗務の開始時及び乗務の終了時のいずれも対面で行うことのできない乗務を行う運転者に対し、当該点呼のほかに、当該乗務の途中において少なくとも1回電話その他の方法により点呼を行い、所定事項について報告を求め、事業用自動車の運行の安全を確保するために必要な指示をしなければならない。

4:点呼を行い、報告を求め、指示をしたときは、運転者ごとに点呼を行った旨並びに報告及び指示の内容を記録し、かつ、その記録を1年間保存しなければならない。

解答と解説

H17-1-5

次の記述のうち、一般貨物自動車運送事業者が自動車事故報告規則に基づき国土交通大臣に報告しなければならないものとして、誤っているものはどれか。

1:事業用自動車が走行中、出会い頭による衝突事故を起こし、相手方の自動車の乗員3名に14日から20日間の医師の治療を要する傷害を生じさせた。

2:運転者が心筋梗塞により、事業用自動車の運転を継続することができなくなった。

3:事業用自動車が走行中、動力伝達装置(クラッチハウジング)の故障により運行できなくなった。

4:事業用自動車が踏切において鉄道車両と接触したが、幸い負傷者は生じなかった。

解答と解説

H17-1-6

運行管理者資格者証に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1:一般貸切旅客自動車運送事業の事業用自動車の運行の管理に関し5年以上の実務の経験を有し、その間に国土交通大臣が認定する運行の管理に関する講習を5回以上受講した者は、一般貨物自動車運送事業の運行管理者資格者証の交付要件を備える。

2:運行管理者資格者証の交付の申請は、運行管理者試験に合格した者にあっては、合格の日から6ヶ月以内に行わなければならない。

3:国土交通大臣は、運行管理者資格者証の交付を受けている者が貨物自動車運送事業法若しくは同法に基づく命令又はこれらに基づく処分に違反したときは、一般貨物自動車運送事業者に対し、運行管理者資格者証の返納を命ずることができる。

4:運行管理者資格者証の交付を受けている者は、氏名に変更を生じたときは、運行管理者資格者証の訂正に代えて、運行管理者資格者証の再交付を受けることができる。

解答と解説

H17-1-7

一般貨物自動車運送事業者が作成する運転者台帳に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:運転者ごとに、貨物自動車運送事業輸送安全規則第9条の4の規定に基づく運転者台帳を作成し、これを当該運転者の属する営業所に備えて置かなければならない。

2:運転者が転任、退職その他の理由により運転者でなくなった場合には、直ちに、当該運転者に係る運転者台帳に運転者でなくなった年月日及び理由を記載し、これを1年間保存しなければならない。

3:運転者台帳には、事故を引き起こした場合又は道路交通法第108条の34の規定による通知を受けた場合は、その概要を記載しなければならない。

4:運転者台帳には、貨物自動車運送事業輸送安全規則第10条第2項の規定に基づく指導の実施及び適性診断の受診の状況を記載しなければならない。

解答と解説

H17-1-8

一般貨物自動車運送事業者が作成する運行指示書に記載しなければならない事項に関する次の記述のうち、法令に定めのないものどれか。

1:運行の開始及び終了の地点及び日時

2:運行の経路並びに主な経過地における発車及び到着の日時

3:標準の運転時分並びに平均速度及び最高速度

4:乗務員の運転又は業務の交替の地点(運転又は業務の交替がある場合に限る。)

解答と解説

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