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実務上の知識及び能力

H17-1-22

交通安全白書の平成15年中の交通事故の状況に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:交通事故による死者数は、交通安全対策基本法の施行(昭和45年)以来、最も少ない数であった。

2:交通事故発生件数及び負傷者数は、それぞれ前年より増加しており、依然として厳しい状況が続いている。

3:死亡事故の発生件数を状態別に見ると、自動車乗車中が最も多く、次いで自転車乗用中、歩行中の順となっている。

4:交通事故の発生件数を昼夜別に見ると、昼間に比べ夜間は少なくなっているが、死亡事故の発生件数は夜間の方が昼間より多くなっている。

解答と解説

H17-1-23

自動車の交通公害等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:自動車の速度と燃料消費量には密接な関係があり、速度が速過ぎても遅過ぎても燃料消費量は多くなる。

2:地球の温暖化防止に向けた「京都議定書」(気候変動に関する国際連合枠組条約第3回締約国会議において採択された京都議定書)が本年2月に発効し、日本においてもこの対策の推進が急務となっている。

3:自動車が走行すると、排気管やタイヤ等から走行騒音を発生するとともに道路周辺にも振動を与えることとなるが、これらは、自動車の速度が速いほど、また、自動車の重量が重いほど大きくなる。

4:温室効果ガスとは、メタン、二酸化炭素、代替フロン等をいい、日本で排出されている温室効果ガスの約5割が二酸化炭素で、このうちの約2割を運輸部門が占めている。

解答と解説

H17-1-24

高速自動車国道の施設に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:ETCは、有料道路の料金所に設置したアンテナと自動車に装着した車載器との間で無線通信を用いて自動的に料金の支払いを行い、ノンストップで料金所を通行することのできるシステムである。

2:ハイウェイラジオ(周波数1620kHz)では、最新の道路状況や交通規制の状況を聴くことができる。

3:「右(又は左)方屈曲あり」の標識中にあるR600とR450では、R450の方が曲線半径が大きく、カーブは緩やかである。

4:非常電話は、事故や故障等の緊急通報用として約1キロメートル毎(トンネル内は約200メートル毎)に設けられている。

解答と解説

H17-1-25

視野等に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。

1:目の位置を変えずに見渡せる範囲を視野といい、普通、人間の静止時の視野は片目で左右それぞれ80度くらい、両目なら200度くらいである。

2:動きながら又は動いているものを見る場合の視力を動体視力といい、動体視力は静止視力に比べて低くなる。従って、自動車の速度が速くなると視力が低下し、それだけ危険な状態の発見が遅れることとなる。

3:カーブや曲がり角でハンドルを切ると慣性による遠心力が働き、この遠心力は速度の2乗に比例して大きくなる。

4:走行中の自動車にブレーキをかけるときは、障害物等を認知し、ブレーキが必要であると判断し、ブレーキ操作に移るため、ブレーキがきき始めるまでには反応時間(反射時間、踏み替え時間及び踏み込み時間)が必要となる。

解答と解説

H17-1-26

シートベルトに関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。

1:シートベルトを着用せずに時速7キロメートル程度の速度で障害物に衝突した場合、自分の両手や両足で支えられる力の限度は、自分の体重くらいの重量である。

2:交通安全白書によると、平成15年中のシートベルト着用者の致死率(交通事故死傷者数に占める死者数の割合)は、非着用者の約10分の1となっている。

3:自動車乗車中の死者のうち、シートベルト非着用者の多くが、頭部や胸部に致命的な損傷を受けている。

4:シートベルトの着用は、正しい運転姿勢によるハンドル操作の確実性の向上とともに、衝突時の乗員の車外放出による被害を防止する効果も大きい。

解答と解説

H17-1-27

下図の①~④の自動車の車輪が描く軌跡のうち、内輪差として正しいものは次のうちどれか。

h17-1-27.gif

1:①と②の間

2:②と③の間

3:①と③の間

4:②と④の間

解答と解説

H17-1-28

自動車が、時速80キロメートルで走行中、急ブレーキをかけて停止したときの停止距離について、次のうち正しいものはどれか。
この場合、
①当該自動車の時速80キロメートルにおける制動距離は54メートル
②空走距離は空走時間を1秒
として算出する。
ただし、小数点が出る場合は、小数点第2位を四捨五入するものとする。

1:72.2メートル

2:74.6メートル

3:76.2メートル

4:77.8メートル

解答と解説

H17-1-29

貨物自動車が、下図のようにA営業所を出発してB営業所に向けて走行中、当初、平均時速30キロメートルであったが、30分後に道路渋滞のため平均時速20キロメートルとなり、A営業所を出発してから57キロメートル走行後にB営業所に到着した。当該自動車の運転者がB営業所で20分間の休憩をした後、C営業所に向い、B営業所を出発してから21キロメートル走行後にC営業所に到着した。
この場合、
①A営業所からB営業所までの運転時間
②B営業所からC営業所に向けて平均時速28キロメートルで走行したとして、A営業所からC営業所までの合計の所要時間について、次のうち正しいものはどれか。
ただし、小数点が出る場合は、小数点第3位を四捨五入するものとする。

h17-1-29.gif

1:①=2時間36分 ②=3時間19分

2:①=2時間40分 ②=3時間35分

3:①=2時間36分 ②=3時間41分

4:①=2時間40分 ②=3時間55分

解答と解説

H17-1-30

包装貨物の荷扱い指示マーク(JIS Z 0150:2001)と指示内容について、次のうち正しいものはどれか。

1:包装の中身が、放射線の透過によって劣化するか、全く使用できなくなる。
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2:包装貨物をフォークリフトトラックで取り扱ってはならない。
h17-1-30-2.gif


3:包装貨物の中身は壊れやすい。そのため、注意して取り扱わねばならない。
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4:包装貨物をつり上げる際には、図示の位置にスリングをかけねばならない。
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解答と解説

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