労働安全衛生規則に基づく医師による定期健康診断に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1:定期健康診断項目のうち血圧の測定については、厚生労働大臣が定める基準に基づき、医師が必要でないと認めるときは、省略することができる。
2:定期健康診断項目のうち肝機能検査については、厚生労働大臣が定める基準に基づき、医師が必要でないと認めるときは、省略することができる。
3:定期健康診断を受けた労働者に対しては、異常の所見が認められなかった者を含め、遅滞なく、健康診断の結果を通知しなければならない。
4:定期健康診断の項目に異常の所見があると診断された労働者については、その結果に基づき、健康診断が行われた日から3月以内に、健康の保持のために必要な措置について医師の意見を聴かなければならない。
5:常時50人以上の労働者を使用する事業場において、定期健康診断を行ったときは、遅滞なく、定期健康診断結果報告書を所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。
答:1
1:誤り。定期健康診断項目のうち、血圧の測定については省略することができない。
2:正しい。定期健康診断項目のうち肝機能検査については、厚生労働大臣が定める基準に基づき、医師が必要でないと認めるときは、省略することができる。
3:正しい。定期健康診断を受けた労働者に対しては、異常の所見が認められなかった者を含め、遅滞なく、健康診断の結果を通知しなければならない。
4:正しい。定期健康診断の項目に異常の所見があると診断された労働者については、その結果に基づき、健康診断が行われた日から3月以内に、健康の保持のために必要な措置について医師の意見を聴かなければならない。
5:正しい。常時50人以上の労働者を使用する事業場において、定期健康診断を行ったときは、遅滞なく、定期健康診断結果報告書を所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。