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労働衛生

H18前期-問11

温熱条件に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:温度感覚は、気温、湿度、気流、ふく射熱(放射熱)によって影響される。

2:実効温度は、気温、湿度、気流、ふく射熱の総合効果を一つの温度指標で表したものである。

3:暑からず、寒からずという温度感覚を伴う温度を至適温度という。

4:作業強度が強かったり、作業時間が長いときは、一般に至適温度は低くなる。

5:不快指数は、乾球温度と湿球温度から計算で求めることができる。

解答と解説

H18前期-問12

空気調和設備を設けている事務室の空気環境の測定とこれに用いる器具の組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。

1:気温の測定-----黒球温度計

2:湿度の測定-----アスマン通風乾湿計

3:気流の測定-----熱線風速計

4:二酸化炭素-----検知管方式による濃度の測定二酸化炭素検定器

5:一酸化炭素-----検知管方式による濃度の測定一酸化炭素検定器

解答と解説

H18前期-問13

VDT作業の労働衛生管理に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:書類上及びキーボード上における照度は、300ルクス以上になるようにする。

2:ディスプレイ画面上における照度は、500ルクス以下になるようにする。

3:ディスプレイについては、30cm程度の視距離が保てるようにし、画面の上端は、眼の高さと同じか、やや上になるようにする。

4:単純入力型又は拘束型に該当するVDT作業については、一連続作業時間が1時間を超えないようにし、次の連続作業までの間に10~15分の作業休止時間を設けるようにする。

5:VDT作業では、種々の部位に局所疲労が存在すると同時に、不快感を主とした精神的疲労が存在することに留意する必要がある。

解答と解説

H18前期-問14

照明等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:局部照明だけに頼ると、照度が不均一になり眼の疲労の原因となるので、全般照明を併用する。

2:全般照明と局部照明を併用する場合、全般照明による照度は、局部照明による照度の1/10以下になるようにする。

3:間接照明は、光源からの光を壁等に反射させて照明する方法である。

4:前方から明かりを取るときは、眼と光源を結ぶ線と視線とが作る角度が、少なくとも30°以上になるようにする。

5:部屋の彩色として、目の高さ以下は、まぶしさを防ぎ安定感を出すために濁色とし、目より上方の壁や天井は、明るい色を用いるとよい。

解答と解説

H18前期-問15

一般作業環境における換気等に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1:人間の呼気の成分は、酸素約18%、二酸化炭素約0.1%である。

2:必要換気量は、普通、二酸化炭素濃度を基準として算出する。

3:必要換気量は、そこで働く人の労働の強度によって変化することはない。

4:必要換気量が同じであれば、気積が小さいほど換気回数は少なくてよい。

5:換気回数が多ければ多いほど、室内の環境状態は良好となる。

解答と解説

H18前期-問16

労働者の健康の保持増進のために事業者が行う健康測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:健康測定のうち医学的検査は、労働者の健康障害や疾病を早期に発見することを主な目的として行う。

2:健康測定のうち運動機能検査では、筋力、柔軟性、平衡性、敏捷性、全身持久性などの検査を行う。

3:健康測定の結果に基づき、個々の労働者の健康状態にあわせた運動指導を行う。

4:健康測定の結果に基づき、食生活上問題が認められた労働者に対して、栄養指導を行う。

5:健康測定の結果に基づき、必要と判断された場合や労働者自らが希望する場合は、メンタルヘルスケアを行う。

解答と解説

H18前期-問17

教育方法の一つであるOJT(職場教育)の長所として、不適当なものは次のうちどれか。

1:個人の能力に応じた指導ができる。

2:個人の仕事に応じた指導ができる。

3:成績の向上に直結する。

4:日常的に機会をとらえて指導ができる。

5:教育内容の原理・原則を体系的に指導できる。

解答と解説

H18前期-問18

病休強度率を表す次の式の[  ]内に入れるAの語句及びBの数字の組合せとして、正しいものは1~5のうちどれか。

A/在籍労働者の延実労働時間数*B


1:A=疾病休業件数 B=1000

2:A=疾病休業件数 B=1000000

3:A=疾病休業延日数 B=100

4:A=疾病休業延日数 B=1000

5:A=疾病休業延日数 B=1000000

解答と解説

H18前期-問19

出血に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:四肢の出血では、大きな動脈からの出血のほかは、ほとんどの場合、直接圧迫法で止血できる。

2:額、こめかみあたりの出血を間接圧迫法により止血するときは、耳の中央前部の動脈を圧迫する。

3:動脈からの出血は、止血帯法により止血しなければならない。

4:止血帯は、三角巾、手ぬぐい、ネクタイなどを利用する。

5:胸部、腹部の打撲の場合は、内出血に留意する。

解答と解説

H18前期-問20

骨折に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1:複雑骨折とは、開放骨折のことをいう。

2:単純骨折とは、骨にひびが入った状態のことをいう。

3:不完全骨折とは、皮膚の下で骨が折れているが、皮膚にまで損傷が及んでいない状態のことをいう。

4:副子を手や足に当てるときは、先端が手先、足先から出ないようにする。

5:脊髄損傷が疑われる場合は、事故者を硬い板の上に乗せて搬送してはならない。

解答と解説

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