視野等に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1:目の位置を変えずに見渡せる範囲を視野といい、普通、人間の静止時の視野は片目で左右それぞれ80度くらい、両目なら200度くらいである。
2:動きながら又は動いているものを見る場合の視力を動体視力といい、動体視力は静止視力に比べて低くなる。従って、自動車の速度が速くなると視力が低下し、それだけ危険な状態の発見が遅れることとなる。
3:カーブや曲がり角でハンドルを切ると慣性による遠心力が働き、この遠心力は速度の2乗に比例して大きくなる。
4:走行中の自動車にブレーキをかけるときは、障害物等を認知し、ブレーキが必要であると判断し、ブレーキ操作に移るため、ブレーキがきき始めるまでには反応時間(反射時間、踏み替え時間及び踏み込み時間)が必要となる。
答:1
1:誤り。目の位置を変えずに見渡せる範囲を視野といい、普通、人間の静止時の視野は片目で左右それぞれ160度くらい、両目なら200度くらいである。
2:正しい。動きながら又は動いているものを見る場合の視力を動体視力といい、動体視力は静止視力に比べて低くなる。従って、自動車の速度が速くなると視力が低下し、それだけ危険な状態の発見が遅れることとなる。
3:正しい。カーブや曲がり角でハンドルを切ると慣性による遠心力が働き、この遠心力は速度の2乗に比例して大きくなる。
4:正しい。走行中の自動車にブレーキをかけるときは、障害物等を認知し、ブレーキが必要であると判断し、ブレーキ操作に移るため、ブレーキがきき始めるまでには反応時間(反射時間、踏み替え時間及び踏み込み時間)が必要となる。