シートベルトに関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1:シートベルトを着用せずに時速7キロメートル程度の速度で障害物に衝突した場合、自分の両手や両足で支えられる力の限度は、自分の体重くらいの重量である。
2:交通安全白書によると、平成15年中のシートベルト着用者の致死率(交通事故死傷者数に占める死者数の割合)は、非着用者の約10分の1となっている。
3:自動車乗車中の死者のうち、シートベルト非着用者の多くが、頭部や胸部に致命的な損傷を受けている。
4:シートベルトの着用は、正しい運転姿勢によるハンドル操作の確実性の向上とともに、衝突時の乗員の車外放出による被害を防止する効果も大きい。
答:1
1:誤り。両手や両足で支えられる力の限度は、自分の体重の2~3倍の重量であり、時速7キロメートルを超える速度で障害物に衝突した場合、シートベルトの着用無しでは耐えられない。
2:正しい。交通安全白書によると、平成15年中のシートベルト着用者の致死率(交通事故死傷者数に占める死者数の割合)は、非着用者の約10分の1となっている。
3:正しい。自動車乗車中の死者のうち、シートベルト非着用者の多くが、頭部や胸部に致命的な損傷を受けている。
4:正しい。シートベルトの着用は、正しい運転姿勢によるハンドル操作の確実性の向上とともに、衝突時の乗員の車外放出による被害を防止する効果も大きい。