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R3-CBT-問5

次の自動車事故に関する記述のうち、一般貨物自動車運送事業者が自動車事故報告規則に基づき国土交通大臣への【報告を要するものを2つ】選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

1:事業用自動車が左折したところ、左後方から走行してきた自転車を巻き込む事故を起こした。この事故で、当該自転車に乗車していた者に通院による40日間の医師の治療を要する傷害を生じさせた。

2:事業用自動車が走行中、アクセルを踏んでいるものの速度が徐々に落ち、しばらく走行したところでエンジンが停止して走行が不能となった。再度エンジンを始動させようとしたが、燃料装置の故障によりエンジンを再始動させることができず、運行ができなくなった。

3:事業用自動車の運転者がハンドル操作を誤り、当該自動車が車道と歩道の区別がない道路を逸脱し、当該道路との落差が0.3メートルの畑に転落した。

4:事業用自動車の運転者が高速自動車国道を走行中、ハンドル操作を誤り、道路の中央分離帯に衝突したことにより、当該事業用自動車に積載していた消防法に規定する危険物の高圧ガスが一部漏えいした。この事故により当該自動車の運転者が軽傷を負った。

答:2、4

1:誤り。事業用自動車が死者又は重傷者を生じた事故については、国土交通大臣への報告を要する。重傷とは、入院を要する傷害で、医師の治療を要する期間が30日以上のものが該当する。

2:正しい。事業用自動車が、自動車の装置の故障により運行できなくなったものについては、国土交通大臣への報告を要する。

3:誤り。事業用自動車が転落し、その落差が0.5メートル以上のときは、国土交通大臣への報告を要する。

4:正しい。自動車に積載された消防法に規定する危険物が飛散し、又は漏えいした事故については、国土交通大臣への報告を要する。

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