ボイラーのばね安全弁及び逃がし弁の調整及び試験に関するAからDまでの記述で、適切なもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。
A 安全弁の調整ボルトを定められた位置に設定した後、ボイラーの圧力をゆっくり上昇させて安全弁を作動させ、吹出し圧力及び吹止まり圧力を確認する。
B 安全弁が1個設けられている場合は、最高使用圧力の3%増以下で作動するように調整する。
C エコノマイザの逃がし弁(安全弁)は、ボイラー本体の安全弁より低い圧力に調整する。
D 安全弁の手動試験は、常用圧力の75%以下の圧力で行う。
1:A
2:A、B
3:A、C、D
4:A、D
5:B、C、D
★みんなの正解率47.5%
答:1
覚えよう!
- 安全弁の調整ボルトを定められた位置に設定した後、ボイラーの圧力をゆっくり上昇させて安全弁を作動させ、吹出し圧力及び吹止まり圧力を確認する。
- 安全弁が1個設けられている場合は、最高使用圧力以下で作動するように調整する。安全弁が2個ある場合は、1個を最高使用圧力以下で先に作動するように調整したときは、他の1個を最高使用圧力の3%増以下で作動するように調整することができる。
- エコノマイザの逃がし弁(安全弁)は、ボイラー本体の安全弁より高い圧力に調整する。
- 安全弁の手動試験は、最高使用圧力の75%以下の圧力で行う。