安全弁の調整及び試験に関し、次のうち誤っているものはどれか。
1:ばね安全弁が設定圧力になっても作動しない場合には、直ちにボイラーの圧力を設定圧力の80%程度まで下げ、調整ボルトを緩めて再度試験する。
2:ボイラーに2個以上の安全弁を備えた場合に、1個の安全弁を最高使用圧力以下で作動するように調整したときは、他の安全弁を最高使用圧力の6%増し以下の圧力で作動するよう調整することができる。
3:エコノマイザの逃がし弁(安全弁)は、ボイラー本体の安全弁より高い圧力に調整する。
4:最高使用圧力の異なるボイラーが連絡している場合は、各ボイラーの安全弁を最高使用圧力の最も低いボイラーを基準に調整する。
5:安全弁の手動試験は、最高使用圧力の75%以上の圧力で行う。
★みんなの正解率86.3%
答:2
覚えよう!
- ばね安全弁が設定圧力になっても作動しない場合には、直ちにボイラーの圧力を設定圧力の80%程度まで下げ、調整ボルトを緩めて再度試験する。
- ボイラーに2個以上の安全弁を備えた場合に、1個の安全弁を最高使用圧力以下で作動するように調整したときは、他の安全弁を最高使用圧力の3%増し以下の圧力で作動するよう調整することができる。
- エコノマイザの逃がし弁(安全弁)は、ボイラー本体の安全弁より高い圧力に調整する。
- 最高使用圧力の異なるボイラーが連絡している場合は、各ボイラーの安全弁を最高使用圧力の最も低いボイラーを基準に調整する。
- 安全弁の手動試験は、最高使用圧力の75%以上の圧力で行う。