ボイラーの伝熱面積の算定方法として、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
1:水管ボイラーの耐火れんがでおおわれた水管の面積は、伝熱面積に算入しない。
2:水管ボイラーのドラムの面積は、伝熱面積に算入しない。
3:煙管ボイラーの煙管の伝熱面積は、煙管の内径側で算定する。
4:貫流ボイラーの過熱管の面積は、伝熱面積に算入しない。
5:電気ボイラーの伝熱面積は、電力設備容量20kWを1m2とみなして、その最大電力設備容量を換算した面積で算定する。
答:1
覚えよう!
- 水管ボイラーで耐火れんがに覆われた水管は、管外側の壁面に対する投影面積を伝熱面積とする。
- 水管ボイラーのドラムの面積は、伝熱面積に算入しない。
- 煙管ボイラーの煙管の伝熱面積は、煙管の内径側で算定する。
- 貫流ボイラーの過熱管の面積は、伝熱面積に算入しない。
- 電気ボイラーの伝熱面積は、電力設備容量20kWを1m2とみなして、その最大電力設備容量を換算した面積で算定する。
注意
電気ボイラーの伝熱面積は、令和5年12月18日より電力設備容量60kWを1m2とみなす法改正がありました。
該当法令:ボイラー及び圧力容器安全規則第2条第4号(附則により施行日は公布日)