ボイラーの清缶剤に関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。
1:軟化剤として使用される炭酸ナトリウムは、1MPa以下の低圧ボイラーに使用され、これを高圧ボイラーで使用すると、ボイラー内で分解し、無水炭酸を生成し悪影響を及ぼすおそれがある。
2:軟化剤として使用されるりん酸ナトリウムは、ボイラー内でりん酸イオンとして存在し、カルシウムと反応し、不溶性のりん酸塩(ヒドロキシアパタイト)となり、スラッジを生成し、ブローによる排出を容易にする。
3:スラッジ分散剤は、ボイラー内で生成されるスラッジを微細な粒子にして、ブローによって排出しやすいようにする。
4:脱酸素剤として過剰に投入されたヒドラジンは、アンモニアと二酸化炭素に分解するが、アンモニアが復水中に多量に含まれると銅系金属を腐食させる。
5:高圧のボイラーの酸消費量付与剤としては、水酸化ナトリウム、りん酸ナトリウム及びアンモニアが用いられる。
★みんなの正解率55.8%
答:4
覚えよう!
- 軟化剤として使用される炭酸ナトリウムは、1MPa以下の低圧ボイラーに使用され、これを高圧ボイラーで使用すると、ボイラー内で分解し、無水炭酸を生成し悪影響を及ぼすおそれがある。
- 軟化剤として使用されるりん酸ナトリウムは、ボイラー内でりん酸イオンとして存在し、カルシウムと反応し、不溶性のりん酸塩(ヒドロキシアパタイト)となり、スラッジを生成し、ブローによる排出を容易にする。
- スラッジ分散剤は、ボイラー内で生成されるスラッジを微細な粒子にして、ブローによって排出しやすいようにする。
- 脱酸素剤として過剰に投入されたヒドラジンは、アンモニアと窒素に分解するが、アンモニアが復水中に多量に含まれると銅系金属を腐食させる。
- 高圧のボイラーの酸消費量付与剤としては、水酸化ナトリウム、りん酸ナトリウム及びアンモニアが用いられる。