ボイラーの清缶剤に関し、次のうち誤っているものはどれか。
なお、Lはリットルである。
1:軟化剤は、ボイラー水中の硬度成分を不溶性の化合物(スラッジ)に変えるための薬剤である。
2:軟化剤には、炭酸ナトリウム、りん酸ナトリウムなどがある。
3:脱酸素剤は、ボイラー給水中の酸素を除去するための薬剤である。
4:溶存酸素1mg/Lの除去には、計算上は亜硫酸ナトリウム7.88mg/Lを要するが、実際はこれより多く用いる。
5:低圧のボイラーの酸消費量抑制剤としては、水酸化ナトリウム、アンモニアなどが用いられる。
★みんなの正解率73.8%
答:5
覚えよう!
- 軟化剤は、ボイラー水中の硬度成分を不溶性の化合物(スラッジ)に変えるための薬剤である。
- 軟化剤には、炭酸ナトリウム、りん酸ナトリウムなどがある。
- 脱酸素剤は、ボイラー給水中の酸素を除去するための薬剤である。
- 溶存酸素1mg/Lの除去には、計算上は亜硫酸ナトリウム7.88mg/Lを要するが、実際はこれより多く用いる。
- 酸消費量抑制剤には、りん酸二水素ナトリウム、ヘキサメタりん酸ナトリウムが用いられる。