照明などの視環境に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1:前方から明かりを取るときは、眼と光源を結ぶ線と視線とで作る角度を40°程度としている。
2:照明設備については、6か月以内ごとに1回、定期に点検し、汚れなどがあれば清掃又は交換を行っている。
3:全般照明と局部照明を併用する場合、全般照明による照度は、局部照明による照度の5分の1程度にしている。
4:照度の単位はルクスで、1ルクスは光度1カンデラの光源から10m離れた所で、その光の光軸に垂直な1m2の面が受ける明るさに相当する。
5:室内の彩色で、明度を高くすると光の反射率が高くなり照度を上げる効果があるが、彩度を高くしすぎると交感神経の緊張により疲労を招きやすい。
答:4
1:正しい。前方から明かりをとるときは、まぶしさをなくすため、眼と光源を結ぶ線と視線が作る角度は、おおむね30°以上になるようにする。
2:正しい。照明設備については、6か月以内ごとに1回、定期的に、点検しなければならない。
3:正しい。全般照明と局部照明を併用する場合、全般照明による照度は、局部照明による照度の10分の1以上になるようにする。
4:誤り。照度の単位はルクスで、1ルクスは光度1カンデラの光源から1m離れた所で、その光に直角な面が受ける明るさに相当する。
5:正しい。室内の彩色で、明度を高くすると光の反射率が高くなり照度を上げる効果があるが、彩度を高くしすぎると交感神経の緊張により疲労を招きやすい。