ボイラーに給水するディフューザポンプの取扱いについて、誤っているものは次のうちどれか。
1:運転前に、ポンプ内及びポンプ前後の配管内の空気を十分に抜く。
2:起動は、吐出し弁を全閉、吸込み弁を全開にした状態で行い、ポンプの回転と水圧が正常になったら吐出し弁を徐々に開き、全開にする。
3:運転中は、ポンプの吐出し圧力、流量及び負荷電流が適正であることを確認する。
4:グランドパッキンシール式の軸については、運転中、水漏れがないことを確認する。
5:運転を停止するときは、吐出し弁を徐々に閉め、全閉にしてからポンプ駆動用電動機を止める。
答:4
覚えよう!
- ディフューザポンプの運転前には、ポンプ内及びポンプ前後の配管内の空気を十分に抜く。
- ディフューザポンプの起動は、吐出し弁を全閉、吸込み弁を全開にした状態で行い、ポンプの回転と水圧が正常になったら吐出し弁を徐々に開き、全開にする。
- ディフューザポンプの運転中は、ポンプの吐出し圧力、流量及び負荷電流が適正であることを確認する。
- グランドパッキンシール式の軸については、運転中少量の水が連続して滴下する程度にパッキンが締められていることを確認する。
- ディフューザポンプの運転を停止するときは、吐出し弁を徐々に閉め、全閉にしてからポンプ駆動用電動機を止める。