ボイラーの内面腐食及びその抑制方法について、適切でないものは次のうちどれか。
1:給水中に含まれる溶存気体のO2やCO2は、鋼材の腐食の原因となる。
2:腐食は、一般に電気化学的作用などにより生じる。
3:アルカリ腐食は、高温のボイラー水中で濃縮した水酸化ナトリウムと鋼材が反応して生じる。
4:ボイラー水の酸消費量を調整することによって、腐食を抑制する。
5:ボイラー水のpHを弱酸性に調整することによって、腐食を抑制する。
答:5
覚えよう!
- 給水中に含まれる溶存気体のO2やCO2は、鋼材の腐食の原因となる。
- 腐食は、一般に電気化学的作用などにより生じる。
- アルカリ腐食は、高温のボイラー水中で濃縮した水酸化ナトリウムと鋼材が反応して生じる。
- ボイラー水の酸消費量を調整することによって、腐食を抑制する。
- ボイラー水のpHをアルカリ性に調整することによって、腐食を抑制する。