ボイラーの内面腐食に関し、次のうち誤っているものはどれか。
1:給水中に含まれているO2、CO2などの溶存気体は、鋼材の腐食の原因となる。
2:腐食は、一般に電気化学的作用などにより生ずる。
3:腐食の形態によって、全面腐食とピッチングやグルービング等の局部腐食がある。
4:高温のボイラー水中で濃縮した水酸化ナトリウムと鋼材が反応して、腐食することを高温腐食という。
5:酸消費量を調整することにより、水中での鉄のイオン化を減少して腐食を抑制する。
答:4
覚えよう!
- 給水中に含まれているO2、CO2などの溶存気体は、鋼材の腐食の原因となる。
- 腐食は、一般に電気化学的作用などにより生ずる。
- 腐食の形態によって、全面腐食とピッチングやグルービング等の局部腐食がある。
- 高温のボイラー水中で濃縮した水酸化ナトリウムと鋼材が反応して、腐食することをアルカリ腐食という。
- 酸消費量を調整することにより、水中での鉄のイオン化を減少して腐食を抑制する。