水質に関し、次のうち誤っているものはどれか。なお、Lはリットルである。
1:水が酸性かアルカリ性かは、水中の水素イオン濃度と水酸化物イオン濃度により定まり、この程度を表示する方法として水素イオン指数pHが用いられる。
2:硬度は、水中のカルシウムイオン及びマグネシウムイオンの量を、これに対応する炭酸マグネシウムの量に換算して表す。
3:濁度は、水中に懸濁する不純物によって水が濁る程度を示すもので、濁度1度は精製水1Lに白陶土(カオリン)1mgを含む濁りである。
4:酸消費量は、中和するときのpHにより、酸消費量(pH4.8)と酸消費量(pH8.3)とがある。
5:電気伝導率は、その単位がS/m、mS/mやμS/mで表され、ボイラー水の電気伝導率を測定することにより、水中の電解質の濃度の概略値を求めることができる。
答:2
覚えよう!
- 水が酸性かアルカリ性かは、水中の水素イオン濃度と水酸化物イオン濃度により定まり、この程度を表示する方法として水素イオン指数pHが用いられる。
- 硬度は、水中のカルシウムイオン及びマグネシウムイオンの量を、これに対応する炭酸カルシウムの量に換算して試料1L中のmg数で表す。
- 濁度は、水中に懸濁する不純物によって水が濁る程度を示すもので、濁度1度は精製水1Lに白陶土(カオリン)1mgを含む濁りである。
- 酸消費量は、中和するときのpHにより、酸消費量(pH4.8)と酸消費量(pH8.3)とがある。
- 電気伝導率は、その単位がS/m、mS/mやμS/mで表され、ボイラー水の電気伝導率を測定することにより、水中の電解質の濃度の概略値を求めることができる。