単純軟化法によるボイラー補給水処理に関し、次のうち誤っているものはどれか。
1:単純軟化法では、給水中のシリカ及び塩素イオンを除去することができる。
2:軟化装置は、給水中の硬度成分を除去する最も簡単な装置で、低圧ボイラーに多く使用されている。
3:軟化装置による処理水の残留硬度は、貫流点を超えると著しく増加してくる。
4:軟化装置の強酸性陽イオン交換樹脂が交換能力を減じた場合、一般には食塩水で再生を行う。
5:軟化装置の強酸性陽イオン交換樹脂は、1年に1回程度鉄分による汚染などを調査し、樹脂の洗浄及び補充を行う。
★みんなの正解率83.1%
答:1
覚えよう!
- 単純軟化法では、給水中のカルシウム及びマグネシウムを除去することができる。
- 軟化装置は、給水中の硬度成分を除去する最も簡単な装置で、低圧ボイラーに多く使用されている。
- 軟化装置による処理水の残留硬度は、貫流点を超えると著しく増加してくる。
- 軟化装置の強酸性陽イオン交換樹脂が交換能力を減じた場合、一般には食塩水で再生を行う。
- 軟化装置の強酸性陽イオン交換樹脂は、1年に1回程度鉄分による汚染などを調査し、樹脂の洗浄及び補充を行う。