血液に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1:血液は、血漿と有形成分から成り、血液の容積の55~60%程度を占める血漿中には、アルブミン、グロブリンなどの蛋白質が含まれている。
2:血液の容積に対する赤血球の相対的容積をヘマトクリットという。
3:骨髄中で産生される赤血球の寿命は、約120日で、白血球の寿命に比べて長い。
4:白血球の一成分であるリンパ球には、Bリンパ球やTリンパ球などがあり、免疫反応に関与している。
5:ある人の血漿中のフィブリン(線維素)と別の人の血清中のフィブリノーゲン(線維素原)との間で生じる反応を血液の凝集という。
答:5
1:正しい。血液は、血漿と有形成分から成り、血液の容積の55~60%程度を占める血漿中には、アルブミン、グロブリンなどの蛋白質が含まれている。
2:正しい。血液の容積に対する赤血球の相対的容積をヘマトクリットという。
3:正しい。骨髄中で産生される赤血球の寿命は、約120日で、白血球の寿命に比べて長い。
4:正しい。白血球の一成分であるリンパ球には、Bリンパ球やTリンパ球などがあり、免疫反応に関与している。
5:誤り。ある人の赤血球中の凝集原と別の人の血清中の凝集素との間で生じる反応を血液の凝集という。