Home > 労働基準法関係 > R2-1-22

R2-1-22

下図は、貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の3日間の勤務状況の例を示したものであるが、「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」(以下「改善基準告示」という。)に定める拘束時間及び連続運転時間に関する次の記述のうち、正しいものを2つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。

1:各日の拘束時間は、1日目は12時間10分、2日目は12時間5分、3日目は12時間20分である。

2:各日の拘束時間は、1日目は13時間40分、2日目は12時間5分、3日目は12時間20分である。

3:連続運転時間が改善基準告示に違反している勤務日は、1日目及び3日目であり、2日目は違反していない。

4:連続運転時間が改善基準告示に違反している勤務日は、1日目及び2日目であり、3日目は違反していない。

答:2、4

①拘束時間
自動車運転者の1日の拘束時間とは、始業時間から24時間以内にある拘束時間のことをいう。

1日目 12時間10分+1時間30分=13時間40分
2日目 12時間5分
3日目 12時間20分

②連続運転時間
連続運転時間(1回が連続10分以上で、かつ、合計が30分以上の運転の中断をすることなく連続して運転する時間をいう。)は、4時間を超えないものとすること。

1日目 荷下ろし後「運転2時間30分-休憩10分-運転1時間-休憩15分-運転1時間」の時点で違反となる。運転時間が合計4時間に達した時点で30分以上運転を中断していない。
2日目 後半の荷積み後「運転3時間-休憩10分-運転1時間10分」の時点で違反となる。運転時間が合計4時間に達した時点で30分以上運転を中断していない。
3日目 違反していない。

スポンサーリンク

Home > 労働基準法関係 > R2-1-22

Page Top

© 2011-2023 過去問.com