労働基準法の賃金等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1:労働者とは、職業の種類を問わず、事業又は事務所に使用される者で、賃金を支払われる者をいう。
2:平均賃金とは、これを算定すべき事由の発生した日以前3ヵ月間にその労働者に対し支払われた賃金の総額を、その期間の総日数で除した金額をいう。
3:出来高払制その他の請負制で使用する労働者については、使用者は、労働時間に応じ一定額の賃金の保障をしなければならない。
4:賃金は、直接労働者に支払わなければならないが、労働者が未成年の場合は、親権者又は後見人が未成年に代わって賃金を受取ることができる。
答:4
1:正しい。労働者とは、職業の種類を問わず、事業又は事務所に使用される者で、賃金を支払われる者をいう。
2:正しい。平均賃金とは、これを算定すべき事由の発生した日以前3ヵ月間にその労働者に対し支払われた賃金の総額を、その期間の総日数で除した金額をいう。
3:正しい。出来高払制その他の請負制で使用する労働者については、使用者は、労働時間に応じ一定額の賃金の保障をしなければならない。
4:誤り。賃金は、直接労働者に支払わなければならない。労働者が未成年の場合も、親権者又は後見人が未成年に代わって賃金を受取ることはできない。