ボイラーにおけるキャリオーバに関し、次のうち誤っているものはどれか。
1:キャリオーバは、蒸気室負荷が大きいと生じやすい。
2:シリカは、蒸気圧力が高いほど、また、ボイラー水中のシリカ濃度が高いほど飽和蒸気に溶解しやすい。
3:プライミングやホーミングが急激に生じると、水位制御装置が水位が下がったものと認識し、給水を始める。
4:キャリオーバが生じると、自動制御関係の検出端の開口部及び連絡配管の閉塞又は機能に障害を起こすことがある。
5:キャリオーバが生じたときは、燃焼量を減少させる。
答:3
覚えよう!
- キャリオーバは、蒸気室負荷が大きいと生じやすい。
- シリカは、蒸気圧力が高いほど、また、ボイラー水中のシリカ濃度が高いほど飽和蒸気に溶解しやすい。
- プライミングやホーミングが急激に生じると、水位制御装置が水位が上がったものと認識し、低水位事故を起こすおそれがある。
- キャリオーバが生じると、自動制御関係の検出端の開口部及び連絡配管の閉塞又は機能に障害を起こすことがある。
- キャリオーバが生じたときは、燃焼量を減少させる。