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R4保安管理技術-問8

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、自動制御機器について正しいものはどれか。

イ.感温筒は、蒸発器出口冷媒の温度を出口管壁を介して検知して、過熱度を制御するので、感温筒の取付けは重要である。温度自動膨張弁の感温筒の取付け場所は、冷却コイルのヘッダが適切である。

ロ.蒸発圧力調整弁は、蒸発器出口の冷媒配管に取り付けて、蒸発圧力が所定の蒸発圧力よりも低くなることを防止する。

ハ.断水リレーは、水冷凝縮器や水冷却器で、断水または循環水量が減少したときに、冷却水ポンプを停止させることによって装置を保護する安全装置である。

ニ.キャピラリチューブは、細い銅管を流れる冷媒の流動抵抗による圧力降下を利用して、冷媒の絞り膨張を行う。

1:イ、ハ

2:イ、ニ

3:ロ、ニ

4:イ、ロ、ハ

5:ロ、ハ、ニ

答:3

イ.誤り。感温筒は、蒸発器出口冷媒の温度を出口管壁を介して検知して、過熱度を制御するので、感温筒の取付けは重要である。感温筒を冷却コイル出口ヘッダや吸込み管の液のたまりやすい所に取り付けると、正しい温度を検出できない。

ロ.正しい。蒸発圧力調整弁は、蒸発器出口の冷媒配管に取り付けて、蒸発圧力が所定の蒸発圧力よりも低くなることを防止する。

ハ.誤り。断水リレーは、水冷凝縮器や水冷却器で、断水または循環水量が減少したときに、圧縮機を停止させたり、警報を出したりして装置を保護する安全装置である。

ニ.正しい。キャピラリチューブは、細い銅管を流れる冷媒の流動抵抗による圧力降下を利用して、冷媒の絞り膨張を行う。

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