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H30保安管理技術-問15

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、冷凍装置の保守管理について正しいものはどれか。

イ.オイルフォーミングは、冷媒と冷凍機油が混ざり、冷凍機油が急激に蒸発する現象である。

ロ.アンモニア冷凍装置の液封事故を防ぐため、液封が起こりそうな箇所には、安全弁や破裂板を取り付ける。

ハ.冷媒と冷凍機油が混ざると、油の粘度が高くなり、潤滑性能が低下する。

ニ.密閉フルオロカーボン往復圧縮機では、冷凍装置全体として冷媒充てん量が不足すると、吸込み冷媒蒸気による電動機の冷却が不十分となり、電動機の巻線を焼損するおそれがある。

1:イ

2:ニ

3:イ、ロ

4:ロ、ハ

5:ハ、ニ

答:2

イ.誤り。オイルフォーミングは、冷凍機油に冷媒液が混ざり、冷媒液が急激に蒸発して激しい泡立ちを生じる現象である。

ロ.誤り。冷凍装置の液封事故を防ぐためには、液封が起こりそうな箇所に安全弁や破裂板を取り付ける。ただし、可燃性ガスまたは毒性ガスには破裂板を使用することはできない。

ハ.誤り。冷媒と冷凍機油が混ざると、油の粘度が低くなり、潤滑性能が低下する。

ニ.正しい。密閉フルオロカーボン往復圧縮機では、冷凍装置全体として冷媒充てん量が不足すると、吸込み冷媒蒸気による電動機の冷却が不十分となり、電動機の巻線を焼損するおそれがある。

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