水質に関するAからDまでの記述で、正しいもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。
A 水が酸性かアルカリ性かは、水中の水素イオン濃度と酸素イオン濃度により定まり、この程度を表示する方法として水素イオン指数(pH)が用いられる。
B マグネシウム硬度は、水中のマグネシウムイオンの量を、これに対応する炭酸マグネシウムの量に換算して試料1リットル中のmg数で表す。
C 濁度は、水中に懸濁する不純物によって水が濁る程度を示すもので、濁度1度は、精製水1リットルに白陶土(カオリン)10㎎を含む濁りである。
D 電気伝導率は、その単位がS/m(ジーメンス毎メートル)、mS/m、μS/mなどで表され、水溶液中のイオン濃度が高いほど大きくなる。
1:A、B、C
2:A、B
3:A、D
4:B、C、D
5:D
答:5
覚えよう!
- 水が酸性かアルカリ性かは、水中の水素イオン濃度と水酸化物イオン濃度により定まり、この程度を表示する方法として水素イオン指数(pH)が用いられる。
- マグネシウム硬度は、水中のマグネシウムイオンの量を、これに対応する炭酸カルシウムの量に換算して試料1リットル中のmg数で表す。
- 濁度は、水中に懸濁する不純物によって水が濁る程度を示すもので、濁度1度は、精製水1リットルに白陶土(カオリン)1㎎を含む濁りである。
- 電気伝導率は、その単位がS/m(ジーメンス毎メートル)、mS/m、μS/mなどで表され、水溶液中のイオン濃度が高いほど大きくなる。