平成29年後期-A-問17

ボイラー休止中の満水保存法に関し、次のうち誤っているものはどれか。

1:休止期間が3か月程度の場合、又は緊急時の使用に備えて休止する場合に採用される。

2:短期満水保存法では、ボイラーの停止前にボイラー水の分析を行い、pH、りん酸イオン濃度、亜硫酸イオン濃度などを標準値の上限近くに保持する。

3:長期満水保存法では、ボイラーの停止後、ボイラー水を全量ブローし、その後給水を行い、薬液を短期満水保存法と同様に添加し、薬液濃度が均一になるようにする。

4:長期満水保存法で薬液の連続注入ができない場合は、満水にした後、0.5~1.OMPaまで昇圧する。

5:長期満水保存法で1か月以上の期間保存する場合に、窒素でシールする方法を併用すると、エコノマイザや過熱器に対しても防食上有効である。

答:4

覚えよう!

  • 満水保存法は、休止期間が3か月程度の場合、又は緊急時の使用に備えて休止する場合に採用される。
  • 短期満水保存法では、ボイラーの停止前にボイラー水の分析を行い、pH、りん酸イオン濃度、亜硫酸イオン濃度などを標準値の上限近くに保持する。
  • 長期満水保存法では、ボイラーの停止後、ボイラー水を全量ブローし、その後給水を行い、薬液を短期満水保存法と同様に添加し、薬液濃度が均一になるようにする。
  • 長期満水保存法で薬液の連続注入ができない場合は、常用水位まで給水した後、点火して0.2~0.5MPaまで昇圧し、その後満水にするなどの措置を講じる。
  • 長期満水保存法で1か月以上の期間保存する場合に、窒素でシールする方法を併用すると、エコノマイザや過熱器に対しても防食上有効である。
平成29年後期-A-問17の情報

※当サイト独自調査によるものです。

カテゴリボイラーの取扱いに関する知識
出題分野ボイラーの保存法
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