平成28年前期-A-問17

ボイラー休止中の保存法に関し、次のうち誤っているものはどれか。

1:乾燥保存法では、ボイラー内に蒸気や水が浸入しないように蒸気管及び給水管のフランジ継手部に閉止板を挟むなどにより、確実に外部との連絡を絶つ。

2:乾燥保存法では、吸湿剤として活性アルミナ、シリカゲルなどを容器に入れてボイラー内の数箇所に置き、ボイラーを密閉する。

3:短期満水保存法では、ボイラーの停止前にボイラー水の分析を行い、pH、りん酸イオン濃度、亜硫酸イオン濃度などを標準値の上限近くに保持する。

4:短期満水保存法は、休止期間が2週間未満であれば凍結するおそれがある場合でも採用できるが、大形のボイラーには採用できない。

5:長期満水保存法で1か月以上の期間保存する場合、窒素封入を併用する方法をとると、過熱器やエコノマイザに対しても防食上有効である。

★みんなの正解率88.3%

答:4

覚えよう!

  • 乾燥保存法では、ボイラー内に蒸気や水が浸入しないように蒸気管及び給水管のフランジ継手部に閉止板を挟むなどにより、確実に外部との連絡を絶つ。
  • 乾燥保存法では、吸湿剤として活性アルミナ、シリカゲルなどを容器に入れてボイラー内の数箇所に置き、ボイラーを密閉する。
  • 短期満水保存法では、ボイラーの停止前にボイラー水の分析を行い、pH、りん酸イオン濃度、亜硫酸イオン濃度などを標準値の上限近くに保持する。
  • 満水保存法は、休止期間が3か月程度以内の場合、また大形のボイラーで乾燥保存法が困難な場合に採用されるが、凍結のおそれがある場合には採用してはならない。短期満水保存法は、休止期間が2週間未満の場合に採用される。
  • 長期満水保存法で1か月以上の期間保存する場合、窒素封入を併用する方法をとると、過熱器やエコノマイザに対しても防食上有効である。
平成28年前期-A-問17の情報

※当サイト独自調査によるものです。

カテゴリボイラーの取扱いに関する知識
出題分野ボイラーの保存法
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