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労働衛生(有害業務)

H20後期-問11

特殊健康診断に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:有害業務への配置替えの際に行う特殊健康診断には、業務適性の判断と、その後の業務の影響を調べるための基礎資料を得るという目的がある。

2:有害物質による健康障害の大部分のものは、急性発症を除き、初期又は軽度の場合はほとんど無自覚で、諸検査の結果により早期に発見されることが多い。

3:特殊健康診断の健診項目には、有害物の体内摂取量を把握したり、有害物による軽度の影響を把握するための生物学的モニタリングによる検査が含まれているものがある。

4:特殊健康診断における尿の採取時期については、有機溶剤等健康診断では、作業期間中の任意の時期でよいが、鉛健康診断では、鉛の生物学的半減期が短いため、厳重にチェックする必要がある。

5:VDT作業や振動工具を取り扱う業務による健康障害は、他覚的所見より自覚症状の方が先行して発症する愁訴先行型である。

解答と解説

H20後期-問12

職業性疾病に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:上肢を同一の位置に保ったり反復使用する作業では、頸肩腕症候群という一連の症状が生じることがある。

2:低温下の作業では、全身が冷やされ体内温度が低下したとき、意識消失、筋の硬直などの症状を示す低体温症が発生することがある。

3:振動工具を使用する作業では、手のしびれなどの神経症状や手指の蒼白現象(レイノー現象)などの末梢循環障害が発生することがある。

4:高温環境下で行う鉛などの金属溶融作業では、体温調節機能が障害を受けることにより、発汗停止、持続的な発熱などの症状を示す金属熱が発生することがある。

5:潜水作業では、高圧下の水中からの浮上に伴う急激な減圧により、関節痛などの症状を示す減圧症が発生することがある。

解答と解説

H20後期-問13

作業環境における騒音及びその障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:音の周波数を表す単位としてヘルツ(Hz)があり、騒音レベルを表す単位としてデシベル(dB)がある。

2:騒音性難聴は、初期には気付かないことが多く、また、治りが悪いという特徴がある。

3:騒音性難聴の初期に認められる4000Hz付近の音から始まる聴力低下の型をC5ディップという。

4:騒音性難聴は、騒音により内耳の前庭や半規管の機能に障害を受けたことにより生じる。

5:等価騒音レベルは、ある時間範囲について、変動する騒音の騒音レベルをエネルギー的な平均値として表した量で、変動する騒音に対する人間の生理・理的反応とよく対応する。

解答と解説

H20後期-問14

粉じんによる健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:じん肺は、粉じんを吸入することによって肺に生じた線維増殖性変化を主体とする疾病である。

2:鉱物性粉じんに含まれる遊離けい酸(SiO2)は、胸膜に肥厚な石灰化を生じ、また、中皮腫を起こすおそれがある。

3:じん肺は、ある程度進行すると、粉じんばく露を中止しても肺に生じた変化は治らず、さらに進行する性質がある。

4:炭素を含む粉じんも、じん肺を起こすことがある。

5:じん肺は、肺がんや肺結核を合併することがある。

解答と解説

H20後期-問15

有害光線等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:赤外線は、可視光線より波長の長い電磁波で、白内障を起こすことがある。

2:紫外線は、可視光線より波長が短い電磁波で、電光性眼炎を起こすことがある。

3:マイクロ波は、赤外線より波長が長い電磁波で、組織壊死を起こすことがある。

4:レーザー光線は、赤外域から紫外域の領域で位相の異なる複雑な波長を有する高エネルギーの電磁波で、皮膚や眼の障害を起こすことがある。

5:電離放射線は、電磁波であるエックス線及びガンマ線のほか、粒子線であるアルファ線、ベータ線、中性子線などを含み、発がんや遺伝的影響を起こすことがある。

解答と解説

H20後期-問16

金属による中毒に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1:鉛中毒の症状には、貧血、末梢神経障害、腹部の疝痛がある。

2:金属水銀中毒の症状には、骨軟化症、鼻中隔穿孔がある。

3:マンガン中毒の症状には、指の骨の溶解、肝臓の血管肉腫がある。

4:クロムによる慢性中毒の症状には、低分子蛋白尿や歯への黄色の色素沈着がある。

5:カドミウムの標的臓器は脳で、慢性中毒の症状には、筋のこわばり、歩行困難などの神経症状がある。

解答と解説

H20後期-問17

有機溶剤に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1:有機溶剤の蒸気は、空気より軽い。

2:有機溶剤は、揮発性が高いため呼吸器から吸収されやすいが、皮膚から吸収されることはない。

3:メタノールは、網膜細動脈瘤を伴う脳血管障害を起こすことがある。

4:二硫化炭素による障害のうち最も顕著なものは、再生不良性貧血などの造血器障害である。

5:酢酸メチルは、視神経障害を起こすことがある。

解答と解説

H20後期-問18

作業環境測定及びその結果の評価に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:管理濃度は、有害物質に関する作業環境の状態を、単位作業場所の作業環境測定結果から評価するための指標として設定されたものである。

2:A測定は、単位作業場所における有害物質の気中濃度の平均的な分布を知るために行う測定である。

3:B測定は、単位作業場所中の有害物質の発散源に近接する場所で作業が行われる場合、有害物質の気中濃度の最高濃度を知るために行う測定である。

4:A測定の第一評価値及びB測定の測定値がいずれも管理濃度に満たない場合は、第一管理区分となる。

5:B測定の測定値が管理濃度を超えている場合は、A測定の結果に関係なく第三管理区分となる。

解答と解説

H20後期-問19

呼吸用保護具に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1:防じんマスクは、ヒュームに対してはすべて無効である。

2:防じんマスクの手入れの際、ろ過材に付着した粉じんは圧縮空気で吹き飛ばすか、ろ過材を強くたたいて払い落として除去する。

3:防毒マスクの吸収缶には多種類の対象ガスに有効なものがあるので、有害ガスの種類が不明の場合には、この吸収缶を用いた防毒マスクを使用する。

4:一酸化炭素用防毒マスクの吸収缶の色は、赤色である。

5:防毒マスクは、顔面と面体の密着性を保つため、しめひもを耳にかけてマスクを固定する。

解答と解説

H20後期-問20

局所排気装置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:局所排気装置を設置するときは、排気量に見合った給気経路を確保しないと所要の排気効果が得られない。

2:局所排気装置に空気清浄装置を設ける場合、排風機は、清浄後の空気が通る位置に設置する。

3:排風機に求められる性能は、制御風速を基に算出する必要排風量と静圧によって決定される。

4:フード開口部の周囲にフランジを設けると、フランジがないときに比べ、少ない排風量で所要の効果を上げることができる。

5:ダクトの圧力損失は、その断面積を大きくするほど増大する。

解答と解説

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