平成22年前期-問11

有害物質を取り扱う屋内作業場の作業環境改善に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:有害物質を取り扱う作業工程では、設備の密閉化や自動化を局所排気装置等の換気装置の設置に優先して検討する。

2:有害なガス等の発散源を密閉する設備が作業の性質上などで完全には密閉できない場合は、設備の内部の気圧を外部の気圧より少し低くする。

3:局所排気装置を設置する場合は、ダクトが細すぎると搬送速度が不足し、太すぎると圧力損失が増大することを考慮して、ダクト径を設計する。

4:局所排気装置を設置する場合は、給気量が不足すると排気効果が極端に低下するので、排気量に見合った給気経路を確保する。

5:空気清浄装置を付設する局所排気装置では、排風機は、清浄した後の空気が通る位置に設置する。

答:3

覚えよう!

  • 有害物質を取り扱う作業工程では、設備の密閉化や自動化を局所排気装置等の換気装置の設置に優先して検討する。
  • 有害なガス等の発散源を密閉する設備が作業の性質上などで完全には密閉できない場合は、設備の内部の気圧を外部の気圧より少し低くする。
  • 局所排気装置を設置する場合は、ダクトが太すぎると搬送速度が不足し、細すぎると圧力損失が増大することを考慮して、ダクト径を設計する。
  • 局所排気装置を設置する場合は、給気量が不足すると排気効果が極端に低下するので、排気量に見合った給気経路を確保する。
  • 空気清浄装置を付設する局所排気装置では、排風機は、清浄した後の空気が通る位置に設置する。
平成22年前期-問11の情報

※当サイト独自調査によるものです。

カテゴリ労働衛生(有害業務)
出題分野有害要因と作業環境の改善
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