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労働生理

H17後期-問35

感覚に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:皮膚の感覚器官のうち、痛覚点の密度は、他の感覚点に比べて大きい。

2:中耳の半規管は、体の傾きの方向や大きさを感じ、前庭は体の回転の方向や速度を感じる平衡感覚器である。

3:網膜には、明るい所で働き色などを感じる錐状体と、暗い所で働き弱い光を感じる杆状体の二種類の視細胞がある。

4:眼球の長軸が長過ぎるために、平行光線が網膜の前方で像を結ぶものを近視眼という。

5:嗅覚は、始めは微量でも臭気を感ずるが、容易に疲労してその臭気に慣れ、感覚を失うようになる。

解答と解説

H17後期-問36

呼吸に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:肺自体には運動能力がないため、呼吸運動は、主として呼吸筋と横隔膜の協調運動によって行われる。

2:胸郭内容積が増すと、その内圧が高くなるため、肺はその弾性により収縮する。

3:呼吸には、肺で行われるものの他に、組織細胞とそれをとりまく毛細血管中の血液との間で行われるものがある。

4:呼吸に関与する筋肉は、延髄にある呼吸中枢によって支配されている。

5:呼吸中枢がその興奮性を維持するためには、常に一定量以上の二酸化炭素が血液中に含まれていることが必要である。

解答と解説

H17後期-問37

肝臓の機能として、誤っているものは次のうちどれか。

1:門脈血に含まれるブドウ糖をグリコーゲンに変えて蓄え、血液中のブドウ糖が不足すると、グリコーゲンをブドウ糖に分解して血液中に送り出す。

2:血液中の有害な物質を、無害な物質に変える。

3:余分のアミノ酸を分解して尿素にする。

4:酸性の消化液である胆汁を分泌し、蛋白質を分解する。

5:血液凝固物質や血液凝固阻止物質を生成する。

解答と解説

H17後期-問38

筋肉に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:骨格筋は随意筋、内臓筋は不随意筋である。

2:心筋は横紋筋である。

3:人が直立しているとき、姿勢保持の筋肉は、等尺性収縮を常に起こしている。

4:筋収縮の直接のエネルギーは、筋肉中のATP(アデノシン三りん酸)が分解することによってまかなわれる。

5:筋肉中のグリコーゲンは、酸素が十分与えられると完全に分解され、最後に乳酸になる。

解答と解説

H17後期-問39

神経系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:中枢神経は脳と脊髄から成り、末梢神経は体性神経と自律神経から成る。

2:自律神経は、随意筋に分布して、生命維持に必要ないろいろな作用を無意識的、反射的に調節する。

3:小脳が侵されると、運動失調が起こる。

4:交感神経と副交感神経は、同一器官に分布していても、その作用は正反対である。

5:神経は、筋肉に比べて疲労しにくいが、酸素の供給が乏しいと速やかに疲労する。

解答と解説

H17後期-問40

血液に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1:血液の凝集反応は、血清中のフィブリンがフィブリノーゲンに変化することによって生じる。

2:赤血球の寿命は3~4日であり、白血球に比べ極めて短い。

3:白血球のうちリンパ球は、主に免疫反応に関与している。

4:血液の容積に対する白血球の相対的容積をヘマトクリットといい、その値には男女差がない。

5:血小板は細菌その他の異物を取り入れ、消化できるものは消化してしまう働きがある。

解答と解説

H17後期-問41

健康測定における運動機能検査の項目と測定種目との組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。

1:柔軟性-----上体起こし

2:平衡性-----閉眼片足立ち

3:筋力-----握力

4:敏しょう性-----全身反応時間

5:全身持久性-----最大酸素摂取量

解答と解説

H17後期-問42

エネルギー代謝率に関する次のAからDまでの記述について、正しいものの組合せは1~5のうちどれか。

A エネルギー代謝率は、作業に要したエネルギー量が基礎代謝量の何倍に当たるかを示す数値である。

B エネルギー代謝率は、動的筋作業の強度を表す指標として役立つ。

C エネルギー代謝率は、同じ作業であっても、性・年齢・体格によって非常に大きな開きがある。

D エネルギー代謝率は、一定時間中に体内で消費された酸素と排出された二酸化炭素との容積比をいう。

1:A、B

2:A、C

3:B、C

4:B、D

5:C、D

解答と解説

H17後期-問43

体温等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:体内での熱の産成は、主に栄養素の酸化燃焼又は分解などの化学的反応によって行われる。

2:発汗には、体熱を放散する役割を果たす温熱性発汗と、精神的緊張や感動による精神的発汗とがあり、労働時には一般にこの両方が現れる。

3:体温調節中枢は視床下部にある。

4:生体恒常性(ホメオスタシス)とは、体温調節にみられるように、外部環境などが変化しても身体内部の状態を一定に保つ仕組みをいう。

5:寒冷にさらされ体温が正常以下になると、皮膚の血管が拡張して血流量を増し、皮膚温を上昇させる。

解答と解説

H17後期-問44

疲労に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:身体的疲労、精神的疲労とも、全身を安静に保つことが最も効果的な疲労回復対策である。

2:職場における疲労の予防のためには、作業を分析して、その原因に応じた対策が必要である。

3:疲労には、心身の過度の働きを制限し、活動を止めて休息をとらせようとする役割がある。

4:疲労の他覚的症状を捉えるための検査としては、フリッカー検査、2点弁別閾検査などがある。

5:疲労の評価に当たっては、いくつかの検査を組み合せて、総合的に判断することが望ましい。

解答と解説

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