次のイ、ロ、ハの記述のうち、冷凍能力の算定基準について冷凍保安規則上正しいものはどれか。
- 遠心式圧縮機を使用する製造設備の1日の冷凍能力の算定に必要な数値の一つに、その圧縮機の原動機の定格出力の数値がある。
- 吸収式冷凍設備の1日の冷凍能力の算定に必要な数値の一つに、蒸発器の冷媒ガスに接する側の表面積の数値がある。
- 遠心式圧縮機を使用する製造設備以外の製造設備及び吸収式冷凍設備以外の製造設備の1日の冷凍能力の算定に必要な数値の一つに、蒸発器の1時間当たりの入熱量の数値がある。
1:イ
2:ハ
3:イ、ロ
4:ロ、ハ
5:イ、ロ、ハ
★みんなの正解率58.8%
答:1
覚えよう!
- 遠心式圧縮機を使用する製造設備にあっては、当該圧縮機の原動機の定格出力1.2キロワットをもって1日の冷凍能力1トンとする。よって、圧縮機の原動機の定格出力の数値は、遠心式圧縮機を使用する冷凍設備の1日の冷凍能力の算定に必要な数値の一つである。
- 吸収式冷凍設備にあっては、発生器を加熱する1時間の入熱量27,800キロジュールをもって1日の冷凍能力1トンとする。蒸発部又は蒸発器の冷媒ガスに接する側の表面積の数値は、自然環流式冷凍設備及び自然循環式冷凍設備の1日の冷凍能力の算定に必要な数値の一つである。
- 遠心式圧縮機を使用する製造設備以外の製造設備及び吸収式冷凍設備以外の製造設備であるから、①自然環流式冷凍設備及び自然循環式冷凍設備(冷規第5条第3号)、②その他の製造設備(冷規第5条第4号)となる。
①自然環流式冷凍設備及び自然循環式冷凍設備にあっては、次の算式によるものをもって1日の冷凍能力とする。
R=QA
R 1日の冷凍能力(単位 トン)の数値
Q 冷媒ガスの種類に応じて定められた数値
A 蒸発部又は蒸発器の冷媒ガスに接する側の表面積(単位 平方メートル)の数値
②その他の製造設備にあっては、次の算式によるものをもって1日の冷凍能力とする。
R=V÷C
R 1日の冷凍能力(単位 トン)の数値
V 圧縮機の標準回転速度における1時間のピストン押しのけ量(単位 立方メートル)の数値
C 冷媒ガスの種類に応じて定められた数値又は所定の算式により得られた数値
よって、蒸発器の1時間当たりの入熱量の数値は冷凍能力の算定に必要な数値ではない。