平成23年度保安管理技術-問6

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、凝縮器について正しいものはどれか。

イ.凝縮負荷は冷凍能力に圧縮機駆動の軸動力を加えたものであるが、凝縮温度が高くなるほど凝縮負荷は大きくなる。

ロ.水冷式シェルアンドチューブ凝縮器は円筒胴、管板、冷却管および水室カバーから構成され、高温高圧の冷媒ガスは冷却管内を流れる冷却水により冷却され、凝縮液化する。

ハ.水あかは熱伝導率が大きく、熱の流れを妨げる。その結果、熱通過率が小さくなり、凝縮器能力が減少し、凝縮温度が上昇するので、圧縮機の軸動力は増加する。

ニ.受液器兼用凝縮器を使用した装置で、冷媒を過充てんすると液面が上昇し、冷却管の一部が液に浸されて、凝縮に有効な伝熱面積が減少し、凝縮温度は上昇するが液の過冷却度はほとんど変わらない。

1:イ、ロ

2:イ、ハ

3:ハ、ニ

4:イ、ロ、ニ

5:ロ、ハ、ニ

答:1

覚えよう!

  • 凝縮負荷は冷凍能力に圧縮機駆動の軸動力を加えたものであるが、凝縮温度が高くなるほど凝縮負荷は大きくなる。
  • 水冷式シェルアンドチューブ凝縮器は円筒胴、管板、冷却管および水室カバーから構成され、高温高圧の冷媒ガスは冷却管内を流れる冷却水により冷却され、凝縮液化する。
  • 水あかは熱伝導率が小さく、熱の流れを妨げる。その結果、熱通過率が小さくなり、凝縮器能力が減少し、凝縮温度が上昇するので、圧縮機の軸動力は増加する。
  • 受液器兼用凝縮器を使用した装置で、冷媒を過充てんすると液面が上昇し、冷却管の一部が液に浸されて、凝縮に有効な伝熱面積が減少し、凝縮温度が上昇し、液の過冷却度は増大する。
平成23年度保安管理技術-問6の情報

※当サイト独自調査によるものです。

カテゴリ保安管理技術
出題分野凝縮器・冷却塔
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